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小出 薫(職業:弁護士)のブログです。 新潟県糸魚川市に赴任して活動中です!
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Posted by 小出 薫 - 2016.02.17,Wed

糸魚川市の市民後見人養成講座、進んでいます(今日が3回目)!

この「市民後見人」という言葉、お耳馴染みがないかもしれません。

そもそも、「(成年)後見」という言葉は、まだまだ身近にはなっていません。
後見は、認知症などで物事を判断する能力が低下したときに、その方のために財産を管理したり、身の回りの監護をする制度の一つです(民法などで定められています)。
しかも、判断する能力の低下は、誰にでも起きることです。
そのため、後見による支えは地域の中でも重要なものだと感じています。

全国的には、①親族と②専門職(司法書士、社会福祉士、弁護士など)が後見人になることが多いのが現状です。
しかし、①’身寄りがない、あるいは、いても親族の協力が得られない、という方もいます。
また、②’糸魚川で後見人になる専門職の数や、現状に加えて後見人の役割を引き受ける余力が、足りていません。
そこで、親族でも専門職でもない市民の方に後見人となっていただきたい、
ということもきっかけの一つとして、養成講座が行われています。


(会場はここ)

けれど、足りない人手を補う意味よりも、
後見を受ける人(「被後見人」と呼ばれることがあります)のもともとの人柄や暮らし・その地域を知っている方が後見人になることに、
後見を受ける人の暮らしを豊かにする力が秘められているところに、より大きな意味がありそうです。

講座の中では、佐渡市での取組みに学んで「楽しく・分かりやすい」説明を目指して、随所に寸劇も取り入れています。
また、新潟市での取組みに学んで、講座の振り返りグループもしています。


(寸劇きびしく稽古中!)

私も、ちょこちょこと口を挟ませていただいて、後見制度の課題もお伝えしようともしています。
(支援者から見た)代行決定から意思決定支援へ、の合言葉などについてお話をさせていただきました。
(ご本人から見た)支援された意思決定(Supported Decision Making)のところまではまだ踏み込めていませんが…。

それにしても、受講生のみなさんの問題意識にたじたじです。
みなさま、引き続きご指導くださいませ。


(ビーチが見える講座です^^)

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プロフィール
HN:
小出 薫
性別:
男性
職業:
弁護士
趣味:
①演劇を見ること。②知らない場所を歩くこと(地図を見ながらでも、地図を見ないようにしながらでも楽しい)。
自己紹介:
◆所属するグループ:
東京エリア・トラブルシューター・ネットワーク
薬害肝炎・東京弁護団
薬害対策弁護士連絡会HPV研究会
介護保険勉強会、日本社会保障法学会

◆出身:
一橋大学法科大学院
ニューヨーク州立大学大学院Stonybrook校
(公共政策プログラム)
京都大学農学部森林科学科
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