小出 薫(職業:弁護士)のブログです。
2018年1月時点で新潟県糸魚川市内に事務所がある唯一の弁護士です。
海も山も近くに迫る糸魚川の町で奮闘中です!
Posted by 小出 薫 - 2015.02.13,Fri
Posted by 小出 薫 - 2015.01.22,Thu
「成年後見セミナーin糸魚川」に、オブザーバーとして参加します。
(セミナーは2月8日(土)13時から。会場はビーチホールまがたまです。
詳細は コチラ ←糸魚川市広報誌「おしらせばん」が開きます)。
成年後見制度は、消費者詐欺や金銭トラブル等に対して、
その人の権利を守るために使われることが期待されていますが、
制度の利用は、まだまだこれから広がっていくところです。
他方で、制度の使い方によっては、
権利を制約したり、レッテルを貼ったり、ということになってしまう可能性もあります。
制度をうまく使って、安心して生活できるようにする、というところまで地域が深化するには、
何が必要か、セミナーの機会に周りの方々に教えていただきながら、一緒に考えたいと思っています。
(セミナーは2月8日(土)13時から。会場はビーチホールまがたまです。
詳細は コチラ ←糸魚川市広報誌「おしらせばん」が開きます)。
成年後見制度は、消費者詐欺や金銭トラブル等に対して、
その人の権利を守るために使われることが期待されていますが、
制度の利用は、まだまだこれから広がっていくところです。
他方で、制度の使い方によっては、
権利を制約したり、レッテルを貼ったり、ということになってしまう可能性もあります。
制度をうまく使って、安心して生活できるようにする、というところまで地域が深化するには、
何が必要か、セミナーの機会に周りの方々に教えていただきながら、一緒に考えたいと思っています。
Posted by 小出 薫 - 2015.01.20,Tue
東京TSネットのページができました。
(↓こちら)
http://tokyo-ts.net/
東京TSネットは、(今のところ)3つの主たる活動をしています。
ぜひ、ページを覗いてください。
「ケース支援」
障がいがあると思われる、罪をおかしたと言われている方に出会った刑事弁護人向けに、
福祉専門職が相談を行い、支援が必要な場合は支援計画を作成します。
「出前講座」
発達障がい・知的障がいのある方の法的支援を、TSネットメンバーが出向き、
(「講座」と言いながらも)グループディスカッションなどで一緒に考えます。
「事例集」
TSネットメンバーが日々出会うトラブル事例について、
様々な立場から検討し、私たちなりの対応のヒントをまとめます。
(↓こちら)
http://tokyo-ts.net/
東京TSネットは、(今のところ)3つの主たる活動をしています。
ぜひ、ページを覗いてください。
「ケース支援」
障がいがあると思われる、罪をおかしたと言われている方に出会った刑事弁護人向けに、
福祉専門職が相談を行い、支援が必要な場合は支援計画を作成します。
「出前講座」
発達障がい・知的障がいのある方の法的支援を、TSネットメンバーが出向き、
(「講座」と言いながらも)グループディスカッションなどで一緒に考えます。
「事例集」
TSネットメンバーが日々出会うトラブル事例について、
様々な立場から検討し、私たちなりの対応のヒントをまとめます。
Posted by 小出 薫 - 2015.01.06,Tue
"ぱんだ"学会ができます。
……なんとなく、あの白と黒の動物をイメージしてくださったかもしれません。
(↑和歌山のアドベンチャーワールド・ウェブサイトより)
ところが、ここでの「ぱんだ」は、P and A、Protection and Advocacyなのです。
私が参加している東京エリア・トラブルシューター・ネットワーク(東京TSネット)と、
密接な関係にあるのが、NPO法人PandA-J(ぱんだ・じぇい。ウェブサイトはこちら)です。
知的障害や発達障害のある方の権利をまもり、考える活動をされています。
そのPandAが、今月、なんと学会を作るそうです。
東京TSネットでの活動も、ここで十分にご紹介できていないのですが、
ご紹介の準備をしている間に、学会の設立総会の日が来てしまいそうですので、先に告知をします。
以下、長くなりますが、学会設立総会のお知らせです。
ぜひ、ご注目ください。
--------------------
【第一回 プロテクション アンド アドボカシー学会-PandA学会-(日本司法・共生社会学会)】
設立総会(2015年1月24日~25日)のお知らせ
この度、第一回プロテクション アンド アドボカシ-学会-PandA学会(日本司法・共生社会学会)設立総会を以下のように開催することになりました。全国の障害のある人の権利擁護に関わる支援者、当事者の皆さまにはぜひご出席を賜りますよう宜しくお願い致します。
会長 内山登紀夫(福島大学大学院)
副会長 野沢和弘(毎日新聞社) 堀江まゆみ(白梅学園大学)
◆日時:平成27年1月24日(9:30~17:30)、1月25日(9:20~17:00)
※受付9時~
◆場所:東京国際フォーラム会議室G402 会議室他(JR有楽町駅より徒歩1分)
(東京都千代田区丸の内3丁目5−1)
◆設立趣旨
◆学会趣旨:
1.我が国および各国における障害のある人の権利擁護に関する総合的な学術
学会とする。
2.司法、医療、矯正・保護、福祉、教育、当事者等権利擁護に関わる多様な
立場が参加する場とする。調査研究、政策提言、情報発信、人材養成、
実践研究等を行う。
3.学会は、以下の10分野のコロキウムから構成する
(コロキウムとは相互に議論する場)。
4.各コロキウムは年1回の総会で報告するとともに、それぞれの目的に
沿って、年間にわたり、各地で複数回のコロキウムの場を企画し、
継続的に議論の場を開催していく。
◆定員と申込み:130名
(今回は会場の都合で定員が限られます。早めにお申込みください)
※必ず、事前申込みをお願いします
(定員を超えた場合のみ翌日までに連絡します)。
①所属と名前
②参加日(両日あるいは24日25日のみ)
③緊急連絡方法(メールか携帯等TEL)を記載。
※受付した旨の返信はしませんので当日ご参加ください。
※申込み先:info-panda-j@shiraume.ac.jp fax 042-349-7373
◆事務局:PandA学会事務局(東京都千代田区飯田橋2-7-1三政ビル2階)
◆参加費:両日参加7000円(両日参加の方を優先)
※定員に空きがある場合1日参加5000円。
※当日、会場で受け付けます。学会員の登録については、設立総会当日にご案内いたします。
【運営】会長;内山登紀夫、副会長;野沢和弘、堀江まゆみ、理事;大石剛一郎、辻川圭乃、安藤久美子、桝屋二郎、浦崎寛泰、大門亘、運営委員会;山田恵太、関口清美、山口春美、他
◆プログラム
◇1月24日受付9:00~(それ以前は会場に入れません)
◎午前;
【第一基調講演】 厚生労働省科学研究(内山班)
「青年期・成人期発達障がいの対応困難ケースへの危機介入と治療・支援に関する研究」研究報告『自閉症スペクトラム障害と触法をめぐる課題』リチャード・ミルズ氏(イギリス自閉症協会)
◎午後;
【第三コロキウム】 『地域を創る-トラブルシューター活動実践』
【第五コロキウム】『地域で支える-生きにくさを抱えた人たちへの福祉支援の課題をめぐって』
【第六コロキウム】『地域で支える-成年後見制度と意思決定支援』
【第八コロキウム】『教育におけるトラブル予防活動』
【まとめシンポジウム】
◇1月25日受付9:00~(それ以前は会場に入れません)
◎午前;
【第一コロキウム】『裁判と障害者事件をめぐる課題』
【第二コロキウム】『精神医学や矯正をめぐる課題』
【第四コロキウム】『地域へ繋ぐ-地域生活定着支援センターと保護観察所の役割』
◎午後;
【第二基調講演】
『イギリス他での警察官に向けた自閉症スペクトラム障害の啓発・教育』リチャードミルズ氏
【第七コロキウム】『地域を耕す-K-Pro警察プロジェクト』
シンポジウム「これまでのK-Pro警察プロジェクト、これからのK-Pro!」
【まとめ】
……なんとなく、あの白と黒の動物をイメージしてくださったかもしれません。
(↑和歌山のアドベンチャーワールド・ウェブサイトより)
ところが、ここでの「ぱんだ」は、P and A、Protection and Advocacyなのです。
私が参加している東京エリア・トラブルシューター・ネットワーク(東京TSネット)と、
密接な関係にあるのが、NPO法人PandA-J(ぱんだ・じぇい。ウェブサイトはこちら)です。
知的障害や発達障害のある方の権利をまもり、考える活動をされています。
そのPandAが、今月、なんと学会を作るそうです。
東京TSネットでの活動も、ここで十分にご紹介できていないのですが、
ご紹介の準備をしている間に、学会の設立総会の日が来てしまいそうですので、先に告知をします。
以下、長くなりますが、学会設立総会のお知らせです。
ぜひ、ご注目ください。
--------------------
【第一回 プロテクション アンド アドボカシー学会-PandA学会-(日本司法・共生社会学会)】
設立総会(2015年1月24日~25日)のお知らせ
この度、第一回プロテクション アンド アドボカシ-学会-PandA学会(日本司法・共生社会学会)設立総会を以下のように開催することになりました。全国の障害のある人の権利擁護に関わる支援者、当事者の皆さまにはぜひご出席を賜りますよう宜しくお願い致します。
会長 内山登紀夫(福島大学大学院)
副会長 野沢和弘(毎日新聞社) 堀江まゆみ(白梅学園大学)
◆日時:平成27年1月24日(9:30~17:30)、1月25日(9:20~17:00)
※受付9時~
◆場所:東京国際フォーラム会議室G402 会議室他(JR有楽町駅より徒歩1分)
(東京都千代田区丸の内3丁目5−1)
◆設立趣旨
生きにくさが理解されず、いじめられ孤立した末に引きこもり、家族への暴力を繰り返す。ある日とんでもない事件を起こしてしまう。お金がない、仕事がない、家族がない、相談できる人がいない……お腹がすいてコンビニでおにぎりを万引きしてしまう。うまく言い訳もできず、警察に逮捕される。警察や裁判でも反省を表すことができず凶悪犯のレッテルを張られて厳罰にされる。刑務所などの矯正機関でも適切な支援を受けらず、釈放されても孤立している。彼らを支援する人材もシステムも整っていない。あなたはそんな人にかかわったことがありませんか?再犯を防止し安全な社会を実現するためになんとかしたいと思ったことはありませんか? PandA学会は福祉や司法や医療や教育やジャーナリズムにかかわる専門職や支援者が集まり、情報交換しネットワークを作り、科学的な方法で調査研究を行い、政策提言や情報発信や啓発、人材育成などに取り組みます。家族や地域の傘の下で守られていた人たちが、社会の変化とともに行き場をなくして漂っている。そうした人々を包み込み真の共生社会の実現に向けて活動します。学術的な研究だけでなく専門領域を超えた実践を重視します。
◆学会趣旨:
1.我が国および各国における障害のある人の権利擁護に関する総合的な学術
学会とする。
2.司法、医療、矯正・保護、福祉、教育、当事者等権利擁護に関わる多様な
立場が参加する場とする。調査研究、政策提言、情報発信、人材養成、
実践研究等を行う。
3.学会は、以下の10分野のコロキウムから構成する
(コロキウムとは相互に議論する場)。
4.各コロキウムは年1回の総会で報告するとともに、それぞれの目的に
沿って、年間にわたり、各地で複数回のコロキウムの場を企画し、
継続的に議論の場を開催していく。
◆定員と申込み:130名
(今回は会場の都合で定員が限られます。早めにお申込みください)
※必ず、事前申込みをお願いします
(定員を超えた場合のみ翌日までに連絡します)。
①所属と名前
②参加日(両日あるいは24日25日のみ)
③緊急連絡方法(メールか携帯等TEL)を記載。
※受付した旨の返信はしませんので当日ご参加ください。
※申込み先:info-panda-j@shiraume.ac.jp fax 042-349-7373
◆事務局:PandA学会事務局(東京都千代田区飯田橋2-7-1三政ビル2階)
◆参加費:両日参加7000円(両日参加の方を優先)
※定員に空きがある場合1日参加5000円。
※当日、会場で受け付けます。学会員の登録については、設立総会当日にご案内いたします。
【運営】会長;内山登紀夫、副会長;野沢和弘、堀江まゆみ、理事;大石剛一郎、辻川圭乃、安藤久美子、桝屋二郎、浦崎寛泰、大門亘、運営委員会;山田恵太、関口清美、山口春美、他
◆プログラム
◇1月24日受付9:00~(それ以前は会場に入れません)
◎午前;
【第一基調講演】 厚生労働省科学研究(内山班)
「青年期・成人期発達障がいの対応困難ケースへの危機介入と治療・支援に関する研究」研究報告『自閉症スペクトラム障害と触法をめぐる課題』リチャード・ミルズ氏(イギリス自閉症協会)
◎午後;
【第三コロキウム】 『地域を創る-トラブルシューター活動実践』
【第五コロキウム】『地域で支える-生きにくさを抱えた人たちへの福祉支援の課題をめぐって』
【第六コロキウム】『地域で支える-成年後見制度と意思決定支援』
【第八コロキウム】『教育におけるトラブル予防活動』
【まとめシンポジウム】
◇1月25日受付9:00~(それ以前は会場に入れません)
◎午前;
【第一コロキウム】『裁判と障害者事件をめぐる課題』
【第二コロキウム】『精神医学や矯正をめぐる課題』
【第四コロキウム】『地域へ繋ぐ-地域生活定着支援センターと保護観察所の役割』
◎午後;
【第二基調講演】
『イギリス他での警察官に向けた自閉症スペクトラム障害の啓発・教育』リチャードミルズ氏
【第七コロキウム】『地域を耕す-K-Pro警察プロジェクト』
シンポジウム「これまでのK-Pro警察プロジェクト、これからのK-Pro!」
【まとめ】
Posted by 小出 薫 - 2015.01.01,Thu
昨年は、大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、ご報告です。
◆12月13日(土)、シンポジウムを行いました。
(もう昨年のことになってしまいました)
シンポジウムのタイトルは、「決めないで。わたしの幸せ、わたし抜きでは。」で、
日本が子どもの権利条約に批准してから20周年になることを記念したものでした。
◆シンポジウムの内容の詳細は、次のページ(↓)をご覧ください。
弁護士会のシンポジウム紹介ページ
◆私の役割は、
シンポジウムを主催する東京弁護士会の、子どもの権利委員会の一員として、
パネルディスカッションの合間の朗読劇に出演することでした。
こんな(↓)役割プレートを首から提げて、出演しました。
◆シンポジウムの内容は、
【子どもが、権利の主体(それぞれの人生の主役)として、生きられる社会をどのように創っていくか】という問題を、
仕事で子どもに関わっている大人が、議論をするものでした。
しかし、シンポジウムで議論がされるほど、
そのような社会を創り出すことの難しさが浮き彫りになっていく思いがしました。
では、なぜ、難しく感じられるのか、これからも学んでお伝えしていけたらと考えています。
◆シンポジウムで印象に残ったのは、
条約12条の意味合いです。
パネルディスカッションの中で、東京弁護士会の三坂会員が発言していたものです。
条約12条は、子どもの「意見表明権」を保障しています。
この「意見表明権」は、「意見を言ってもいい権利」というよりも、
「意見を引き出してもらえ、その意見を重視してもらえる権利」なのです。
このような観点から引き出された意見について、実現に走るのが大人の役割なのだと考えています。
三坂会員から、「自分の意見を実現しようとしてくれた大人たちがいる」ということが、
子どもにとって重要だ、という指摘があったと記憶しています。
子どもに関わることのある立場の人を力づける考え方だと感じました。
◆おまけ
条約12条の日本政府訳は、次のとおりです。
「1 締約国は、自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利を確保する。この場合において、児童の意見は、その児童の年齢及び成熟度に従って相応に考慮されるものとする。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、ご報告です。
◆12月13日(土)、シンポジウムを行いました。
(もう昨年のことになってしまいました)
シンポジウムのタイトルは、「決めないで。わたしの幸せ、わたし抜きでは。」で、
日本が子どもの権利条約に批准してから20周年になることを記念したものでした。
◆シンポジウムの内容の詳細は、次のページ(↓)をご覧ください。
弁護士会のシンポジウム紹介ページ
◆私の役割は、
シンポジウムを主催する東京弁護士会の、子どもの権利委員会の一員として、
パネルディスカッションの合間の朗読劇に出演することでした。
こんな(↓)役割プレートを首から提げて、出演しました。
◆シンポジウムの内容は、
【子どもが、権利の主体(それぞれの人生の主役)として、生きられる社会をどのように創っていくか】という問題を、
仕事で子どもに関わっている大人が、議論をするものでした。
しかし、シンポジウムで議論がされるほど、
そのような社会を創り出すことの難しさが浮き彫りになっていく思いがしました。
では、なぜ、難しく感じられるのか、これからも学んでお伝えしていけたらと考えています。
◆シンポジウムで印象に残ったのは、
条約12条の意味合いです。
パネルディスカッションの中で、東京弁護士会の三坂会員が発言していたものです。
条約12条は、子どもの「意見表明権」を保障しています。
この「意見表明権」は、「意見を言ってもいい権利」というよりも、
「意見を引き出してもらえ、その意見を重視してもらえる権利」なのです。
このような観点から引き出された意見について、実現に走るのが大人の役割なのだと考えています。
三坂会員から、「自分の意見を実現しようとしてくれた大人たちがいる」ということが、
子どもにとって重要だ、という指摘があったと記憶しています。
子どもに関わることのある立場の人を力づける考え方だと感じました。
◆おまけ
条約12条の日本政府訳は、次のとおりです。
「1 締約国は、自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利を確保する。この場合において、児童の意見は、その児童の年齢及び成熟度に従って相応に考慮されるものとする。
2 このため、児童は、特に、自己に影響を及ぼすあらゆる司法上及び行政上の手続において、国内法の手続規則に合致する方法により直接に又は代理人若しくは適当な団体を通じて聴取される機会を与えられる。」
Posted by 小出 薫 - 2014.12.26,Fri
Posted by 小出 薫 - 2014.12.09,Tue
もう先月のことになってしまいましたが、
東京法務局豊島出張所へ向かう途中、発見しました。
「池袋の森」。
こんな都心に、(比喩的な意味でなく)森と名の付く場所があったとは!
と驚き、法務局での用事を済ませた後、立ち寄りました。
大学は農学部森林科学科を出ている私ですが、
1年ほど池袋や大塚に勤務したのに、気付いていませんでした。
もともとは、林政学者・島田錦蔵の屋敷だったそうです。
こちらのページに、詳しく紹介されていました。
公園たんさく隊
この「林政」という言葉には、
私が大学院で公共政策学を学ぼうと考えたきっかけの一つが表れています。
森林は、長期的視点を持って、市場経済の仕組みの中では行なわれない手入れも行いながら、
育つのを見守る必要があって、そこに政策、行政が出てきます。
……話が横道にそれましたが、
この森のシンボルツリーの一つであるユリノキを見上げると、
やわらかい黄色が目に飛び込んできました。
池袋駅北口から歩いて7分です。ぜひ、お立ち寄りください。
東京法務局豊島出張所へ向かう途中、発見しました。
「池袋の森」。
こんな都心に、(比喩的な意味でなく)森と名の付く場所があったとは!
と驚き、法務局での用事を済ませた後、立ち寄りました。
大学は農学部森林科学科を出ている私ですが、
1年ほど池袋や大塚に勤務したのに、気付いていませんでした。
もともとは、林政学者・島田錦蔵の屋敷だったそうです。
こちらのページに、詳しく紹介されていました。
公園たんさく隊
この「林政」という言葉には、
私が大学院で公共政策学を学ぼうと考えたきっかけの一つが表れています。
森林は、長期的視点を持って、市場経済の仕組みの中では行なわれない手入れも行いながら、
育つのを見守る必要があって、そこに政策、行政が出てきます。
……話が横道にそれましたが、
この森のシンボルツリーの一つであるユリノキを見上げると、
やわらかい黄色が目に飛び込んできました。
池袋駅北口から歩いて7分です。ぜひ、お立ち寄りください。
Posted by 小出 薫 - 2014.10.17,Fri
昨日、ミニ・シンポジウム「働く人だけの悩みじゃない!――介護職員の現状と課題――」が無事終了しました。
1 竹信さんのご指摘
竹信さんのご講演で、竹信さんご自身が強調され、また私に強く印象が残ったのは、次の指摘でした。
すなわち、介護労働は、
「無償労働として位置づけられた家事」と、
「働く機械になるのが美徳である」とする発想と、
が交差する(いずれのカテゴリにも分類されてしまう)部分に存在する。
たとえば、家事の延長で、家族が無償でやれることだから大したことではないと言われたり、
たとえば、本当に「機械」と思われているのか、訪問ヘルパーの生理を無視して、「トイレは使わない」と言われる、という状況があると聞きました。
その結果、これら労働条件を切り下げる二重の理屈(?)によって、
介護労働の現場の厳しい状況・待遇が作り出されている、というご指摘です。
2 今後について
シンポジウムは、どちらかというと現場を知っている人が集まっていました。
そのため、このご指摘にはうなづいている人が多かったと思います。
ご指摘をさらに裏付けた上で、
現場にいながら問題を言葉に出来ずにいる人や、現場から遠い人へ、伝える活動を、
もっと多くの人の手によってすることが必要ですね。
染川さんのご活動が、発展することを期待します。
ご講演の下敷きとなった、竹信三恵子さんの『家事労働ハラスメントーー生きづらさの根にあるもの』(岩波新書)、
ぜひご覧ください。
1 竹信さんのご指摘
竹信さんのご講演で、竹信さんご自身が強調され、また私に強く印象が残ったのは、次の指摘でした。
すなわち、介護労働は、
「無償労働として位置づけられた家事」と、
「働く機械になるのが美徳である」とする発想と、
が交差する(いずれのカテゴリにも分類されてしまう)部分に存在する。
たとえば、家事の延長で、家族が無償でやれることだから大したことではないと言われたり、
たとえば、本当に「機械」と思われているのか、訪問ヘルパーの生理を無視して、「トイレは使わない」と言われる、という状況があると聞きました。
その結果、これら労働条件を切り下げる二重の理屈(?)によって、
介護労働の現場の厳しい状況・待遇が作り出されている、というご指摘です。
2 今後について
シンポジウムは、どちらかというと現場を知っている人が集まっていました。
そのため、このご指摘にはうなづいている人が多かったと思います。
ご指摘をさらに裏付けた上で、
現場にいながら問題を言葉に出来ずにいる人や、現場から遠い人へ、伝える活動を、
もっと多くの人の手によってすることが必要ですね。
染川さんのご活動が、発展することを期待します。
ご講演の下敷きとなった、竹信三恵子さんの『家事労働ハラスメントーー生きづらさの根にあるもの』(岩波新書)、
ぜひご覧ください。
Posted by 小出 薫 - 2014.10.13,Mon
最近、介護保険勉強会という、介護施設の運営をされている方や弁護士などが集まって、介護保険制度を学ぶグループに参加しています。
そのグループでミニ・シンポジウムを開催することになりました。
直前のお知らせですが、介護労働の現状は、介護保険制度に関係する人(介護を受ける人はもちろん、ご家族の介護をする人、介護保険料を支払っている人、将来介護に関係する人…)に関わるものだと思います。
ぜひ、ご参加ください
参加される方は、オフィス・ハスカップ(下記ページの申込フォーム)へどうぞ。
http://haskap.net/2014/10/20141016.html
私は、司会を担当しながら、竹信さん、染川さんのお話を伺うのを楽しみにしています。
◆ミニ・シンポジウム
「働く人だけの悩みじゃない!――介護職員の現状と課題――」
1 概要
日時:2014年10月16日(木)18時30分~20時30分
会場:東京ウィメンズプラザ視聴覚室(渋谷区神宮前5-53-67)
参加費:1500円
http://haskap.net/cgi-bin/seminar/index.cgi
そのグループでミニ・シンポジウムを開催することになりました。
直前のお知らせですが、介護労働の現状は、介護保険制度に関係する人(介護を受ける人はもちろん、ご家族の介護をする人、介護保険料を支払っている人、将来介護に関係する人…)に関わるものだと思います。
ぜひ、ご参加ください
参加される方は、オフィス・ハスカップ(下記ページの申込フォーム)へどうぞ。
http://haskap.net/2014/10/20141016.html
私は、司会を担当しながら、竹信さん、染川さんのお話を伺うのを楽しみにしています。
◆ミニ・シンポジウム
「働く人だけの悩みじゃない!――介護職員の現状と課題――」
1 概要
日時:2014年10月16日(木)18時30分~20時30分
会場:東京ウィメンズプラザ視聴覚室(渋谷区神宮前5-53-67)
参加費:1500円
http://haskap.net/cgi-bin/seminar/index.cgi
2 プログラム
講演「ケア労働のブラック化と家事ハラ社会」竹信 三恵子さん(和光大学教授)
報告「介護従事者が求める処遇改善とは」染川 朗さん(UAゼンセン日本介護クラフトユニオン事務局長)
「介護労働ホットライン」報告(介護労働ホットライン実行委員会)
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プロフィール
HN:
小出 薫
性別:
男性
職業:
弁護士
趣味:
①演劇を見ること。②知らない場所を歩くこと(地図を見ながらでも、地図を見ないようにしながらでも楽しい)。
自己紹介:
◆所属するグループ:
新潟県弁護士会
新潟トラブルシューター(TS)ネットワーク
薬害肝炎(C型肝炎)東京弁護団
HPVワクチン薬害訴訟弁護団
介護保険勉強会、日本社会保障法学会
◆出身:
一橋大学法科大学院
ニューヨーク州立大学大学院Stonybrook校
(公共政策プログラム)
京都大学農学部森林科学科
新潟県弁護士会
新潟トラブルシューター(TS)ネットワーク
薬害肝炎(C型肝炎)東京弁護団
HPVワクチン薬害訴訟弁護団
介護保険勉強会、日本社会保障法学会
◆出身:
一橋大学法科大学院
ニューヨーク州立大学大学院Stonybrook校
(公共政策プログラム)
京都大学農学部森林科学科
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